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女性には言葉が大事 [いい恋のためのエッセンス]

 私の母が54歳で死んだ時、私の父は58歳でした。
 それから今に至るまで、父は再婚はしていません。
 でもほぼ常に誰かしら、おつきあいしている女性はいたのです。

 父が今、おつきあいしている女性のことを拙著『稼がず生きる居候介護』の中ではアヤコさんという仮名で呼ばせていただいています。
 ですので彼女のことは、ここでもアヤコさんと書かせていただくことにしましょう。

 私と父が住んでいる家にアヤコさんは普段、ほぼ数日おきに来てくださいます。
 そしてアヤコさんは私と父の家にいる間のほとんどの時間を、あれこれと父のために忙しく立ち働いてくださるのです。
 父のために調理や掃除をしたり、父にマッサージをしてくださったりというように。
 私はアヤコさんが調理をしておらず台所があいている間に手早く、自分のための食事を作って食べることになります。

 父は先月、肝臓がんの処置のために入院しました。
 そして父が入院している間は、私とアヤコさんとが父の病室に交替で付き添ったのです。
 アヤコさんはご自分の都合がつく時間帯に父に付き添い、それ以外の時間帯には私が父に付き添うようにとおっしゃいます。
 私の都合は、全く気にしてくださらないようです。
「アヤコさんは父のことだけしか考えてくださっていないのだなあ」と私は、すっかり思い知らされてしまいました。
 それは言いかえるとアヤコさんが、それだけ私の父のためを考えてくださっているということでもありますよね。
 なぜ私の父のことを、それほどまでにアヤコさんが思ってくださっているのか。
 その理由は父の日頃の言動を見ていると、ほぼ推測できるような気がします。

 私が父のために何かをしても、父は滅多に私にお礼を言ってはくれません。
 でも父はアヤコさんには、ほぼ毎日のように何度もお礼を言うのです。

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正社員を望むことの弊害.8 [いい恋のためのエッセンス]

 しかし終身雇用制度が一般的だった状況においては、もしも自分の勤め先が法律や道義に反することをしていた場合、良心にそった行動をするのが困難でした。
 ですから「終身雇用制度は、地獄のようなものだった」と私は考えているのです。

 もちろん企業などの組織に雇われたくない場合、自分で店などを経営するという手はあります。
 そして現に二十世紀の終わり近くまでは、個人が店などを経営している例も多く見られたのです。
 しかしそれまで個人が経営する店などの多かった分野にも、二十世紀の終わり頃からは大資本による系列店などの割合が増えてきました。
 個人の経営する店などが大資本による系列店との競争に勝ったり、共存するのは困難です。
 そのため二十一世紀に入った現在では「企業に雇われたくはないから、自分で店などを始める」というのは難しくなったと考えられています。

 二十世紀の終わりくらいから不況による就職難が続き、正社員として雇用されるのは難かしくなった。しかも終身雇用制度が崩壊したので、たとえ就職できたとしても定年まで勤めつづけるのは困難だ。かといって、個人で店などを経営して大資本との競争に耐えるのも難しい――
(「好きな生き方を選べる好機」より)

 そんな中で自分たちの生活が経済的に安定することを願って、夫には正社員であることを望む女性が多いのでしょう。
 しかし今までご説明してきましたように、正社員は長時間労働を強いられがちです。
 その結果、あまり妻や家族とふれあうための時間や労力の余裕を持てない人が多くなってしまいかねません。
 そのような男性と結婚した場合、妻は不満を感じてしまうことになりがちです。

 その上やはり今までご説明してきましたように、正社員である人は倫理感や道徳心が必ずしも充分ではない可能性が考えられます。
 そして倫理感や道徳心が必ずしも充分でない人は、自分の妻など家族に対しても、あまり倫理的ではない言動をしたり態度をとったりする可能性が考えられます。
 そのような男性を夫にしたら、その女性は決して幸せにはなれないことでしょう。

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正社員を望むことの弊害.7 [いい恋のためのエッセンス]

 それにほとんどの経済活動は、なんらかの形で自然環境に悪影響を与えます。
 自然環境に対して悪い影響を与えずに行なうことのできる経済活動は、かなり種類が限られてしまいます。
 したがって自然環境の保全を大切に考えている人ほど、それに悪影響を与えるような経済活動に自分が従事することに対して罪悪感を抱いてしまいます。

 二十世紀の終わり頃から日本や先進国などでは、企業も自然環境の保全に努力するべきだと唱えられるようになりました。
 その結果、自然環境の保全に配慮した行動をしてみせる企業も増えてきました。
 しかし詳しく見てみると、それらの行動は免罪符としての意味くらいしか持っていない例も少なくありません。
 その企業の本来の経済活動で自然環境に対して悪い影響を与えてしまっている反面、一部分で少しだけ自然環境に配慮した行動も行ない、それを免罪符としている例が多いのです。

 もちろん自然環境に対して悪い影響を全く与えずに行なうことのできる経済活動は、決して多くありません。
 ですので経済活動の是非は、それが自然環境に対して与える影響のうちプラスの部分とマイナスの部分との総合で考えるべきだと思われます。
 ここでは一つの例として、文章を書いて公表するという私の仕事の場合を考えてみることにしましょう。

 文章を書いて紙の新聞や雑誌や書籍の形で公表すると、紙の原料となる森林資源を費やしてしまいます。
 印刷をするには、電力も必要です。印刷の過程で排出される化学物質が、人などの生物に悪い影響を与えてしまう可能性もあります。
 しかも紙の新聞や雑誌や書籍が読者の家や書店に届けられるためには、量に限りのある化石燃料も消費します。排気ガスなどによって、自然環境にも悪影響を与えてしまいます。

 文章を紙に印刷せずにウェブや電子書籍などの形で公表する分には、森林資源は用いられません。読者の家や書店に配達するための化石燃料も、必要ありません。
 しかし書いたり公表したり読むのに、やはり電力は必要です。
 残念ながら今の日本では、再生可能な自然エネルギーによる発電量は多くありません。
 火力発電では、化石燃料を消費してしまいます。
 水力発電には、ダムの建設と利用に伴う自然破壊の問題があります。
 原子力発電は廃棄物の安全な処理方法が確立されていない上、もしも事故が起こると大規模に自然環境を汚してしまいます。
 したがって文章を書いて公表する仕事は、たとえ紙を使わずウェブや電子書籍の形でも、自然環境に対して悪い影響を与えてしまう面があるのです。

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正社員を望むことの弊害.6 [いい恋のためのエッセンス]

 かつて「企業は体育会系の学生を採用したがる」と言われていたことがありました。
 大学などで体育会系の運動部に所属していた部員は、上の立場の人からの指示や命令に従うことに慣れていると考えられます。
 なので企業に入社してからも、上司や会社の指示や命令に大人しく従うだろうと期待されたわけです。
 たとえ、その指示や命令が法律や道義に反している場合であってもです。

 しかし自分の就職した企業が、法律や道義に反していたとしたら――
 倫理感や正義感の強い人にとっては、それは苦痛に感じられます。
「この会社に自分が勤めつづけることは、会社の悪事の片棒を自分も担いでしまうことになる」と考えて、自責の念にも苦しめられます。
 かといって法律や道義に反する行為をやめさせようと内部告発などをすると、冷遇されてしまいかねません。
 だからといって転職をしようにも、終身雇用制度が当たり前の社会では、転職先での待遇が悪くなってしまいがちだったのです。
 ですので倫理感の強い人が法律や道義に反した行為をしている会社に就職してしまった場合も、終身雇用制度は地獄のようなものだと感じられてしまうことでしょう。

 どうやら二十一世紀に若者と呼ばれているような世代の人たちの間には、わりと倫理感の強い人が多いように感じられます。ちゃんと調査して統計をとった結果に基づいて言っているわけではありませんので、「確かに、そうだ」と断言することはできないのですが。
 しかし二十一世紀に若者と呼ばれているような世代の人たちに訊ねて書かれた文章などを読むと、倫理感の強い人が多いようなのです。
 そして彼らの多くは「法律や道義に反したことをしている企業では働きたくない」と言うそうなのです。
 入社した企業を数年ぐらいで辞めてしまう若者が多いのは、それも一つの原因になっているのではないでしょうか。

 ところが彼らより上の世代の中には、そのことに気がついていない人も多いようです。
 若者たちに意見を聞いて調査するのは、学者か役人かメディア業界の人などが多くなります。
 そして彼らの職場は他の業界の企業に比べると、少なくとも形の上では法律や道義を遵守する傾向があります。
 したがって「多くの企業が法律や道義に反してしまっていて、若者たちはそれを嫌っている」ということに、彼らは気づけていないのかもしれません。

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