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女にとって男は一過性? [恋愛小説などから学ぶ]

 村上龍『すべての男は消耗品である。』の初巻に収められた「すべての男は消耗品である」という題の文章には、次のようなくだりがあります。

 例えば、戦国時代など、城が落ちて敗れた主君の後を追って自害する奥方が美談としてよくテレビなんかに出てくるが、あんなものは嘘に決まっている。実際、そんな奥方も何人かはいただろうが、自分の主君を殺した男の新しい妻に収まるケースが多かったのは間違いない。

 当塾の「女にとって男は消耗品?」の頁では、この部分を引用させていただきました。
 そしてその上で私は、次のように書かせていただいたのです。

 この文章が雑誌に掲載されたのは、1980年代の半ばだったようです。
 その頃の日本では大人の男女は結婚するのが普通で、しかも既婚の女性は専業主婦の比率が高くなっていました。
 つまり当時の女性にとって恋人や夫は、「生活費と子種を提供してくれる相手」だったのだと考えることができます。そして恋人や夫と別れてしまっても、同じ機能を果たしてくれる別の恋人や夫が現れたら女性はそちらの男性の「新しい妻に収まる」。すなわち女性にとって恋人や夫は、「生活費と子種を提供してくれる」という機能を果たしてくれる消耗品だ――そう村上龍は考えたのでしょう。

 その頁に昨夜、なおぼんさんが次のようなコメントを書いてくださいました。なおぼんさん、どうもありがとうございます。

おひさしぶりです。
村上龍さんのおっしゃる通りだと思います。
男は「消耗品」と言ってしまえば、もう「味噌っかす」みたいで救いがありませんが、そこまで言わずとも「一過性のもの」ではあるわね。
あたしにとっては「過去の人」でも、誰かさんにとっては「ときめく人」になるかもしれない。
龍さんの指摘する「戦国武将の妻」も、まさしく「乗り換え」て生き延びるメス猫のような生き様だったでしょうね。
強い男を渡り歩く女は、一見、あてなく漂泊しているようですが、選ばれているのは男の方です。
生物一般がそうなのだから、ヒトだけ例外ということは考えにくいと、あたしなどは思うのです。
記事のインデックスをつけられたのですね。
見やすくなりました。

 男は別れた恋人や離婚した妻のことも、ずっと懐かしく思いつづける。しかし女は別れた恋人や離婚した夫のことを、すぐに「過去の人」にしてしまい、懐かしく感じたりはしない――
 これは、わりとよく言われることですよね。
 現に男性である私は、過去に好きだった女性たちの多くを今でも懐かしく思い出します。
 かたやなおぼんさんは、さぞかし「過去の人」にしてしまった男性が多いのではないでしょうか。

 ――と書いてから、ふと気がつきました。
 なおぼんさんが当塾にコメントを書いてくださったのは確か「男根の包皮の用途に関して」の頁へのそれ以来、実に1年強ぶり。
 どうやら当塾も、なおぼんさんにとって過去の存在になりかけてしまっていたみたいですね(笑)。

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すべての男は消耗品である (集英社文庫)


すべての男は消耗品である。VOL.1: 1984年8月~1987年6月 バブル前夜


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なおぼん

ほんと、ひさしぶりです。
過去のものと言われれば言葉もないですけど、ほんのたまには見に来てるんですよ。
介護の話とか、うちも毎日のことなんでね、身につまされますわ。
梧桐渉さんは、いろんなお仕事をやってこられたんですね。
広い見識はそういった経験から来るんでしょうね。
最近ね、あたしも「枯れて」きたのか、あまりエッチに興味がなくなってしまってね、普通のおばさんになっちまったわ。
たぶん疲れてんですよ。
なにもかも。
また来ます。
by なおぼん (2016-12-25 20:33) 

梧桐渉

なおぼんさんが書いてくださったCommentに関して、下記の頁で言及させていただきました。
http://gotolove.blog.so-net.ne.jp/2016-12-26

by 梧桐渉 (2016-12-26 08:34) 

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