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愛は動詞なのです [恋愛実用書などで学ぶ]

スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣』フランクリン・コヴィー・ジャパン訳 キングベアー出版

 これは恋愛実用書ではありません。
 一言で言えば、生き方の指南書といったところでしょうか。
 しかしところどころ、結婚生活に関する指南も書かれています。
 なので、当塾でご紹介しておくことにしました。

 原題は'The Seven Habits of Highly Effective People'というもの。
 直訳すれば「とても影響力のある人たちの7つの習慣」といったところでしょうか。
 原著は1989年に出版され、1996年に邦訳『7つの習慣』が出版されました。
 原著は2004年に改訂され、それを邦訳して2013年に出版されたのが本書『完訳 7つの習慣』です。
「『7つの習慣』は全世界で販売部数3,000万部を記録し(40カ国語に翻訳)」と、本書の奥付に書かれています。

 ただし本書の構成は、原著とは少し違う点があります。
 たとえば原著にある世界各国の有名人からの賛辞がなくて、代わりに日本の有名人からの「推薦」が載っているのです。
 原著にある著者の謝辞も省かれてしまっています。
 なのに「完訳」と称しているのは、厳密に言うと正確ではないという気がするのですが。

 それはともかくとして、本書のうち結婚生活に関する部分の例を見てみることにしましょう。
 たとえば本書には「妻と私は昔のような気持ちがもう持てないんです。私は妻をもう愛していないと思うし、妻も私を愛していないでしょうね。どうしたらいいんでしょう?」と相談してきた人に対して著者が次のように答える場面があります。

「いいですか、愛(Love)は動詞なのです。愛という気持ちは、愛するという行動から得られる果実です。ですから奥さんを愛する。奥さんに奉仕する。犠牲を払う、奥さんの話を聴いて、共感し、理解する。感謝の気持ちを表す。奥さんを認める。そうしてみてはいかがです?」

 本書の最後の方で書かれている「ハワイで過ごしたその一年間、私たち夫婦は毎日たっぷり二時間いろいろな話をして、誰にも想像できないほどお互いを理解し、信頼を深めたのである」という時の話も感動的です。

 ところで本書の冒頭ちかくには、次のように書かれています。

 成功をテーマにした書籍を二〇〇年さかのぼって調べていくうちに、はっきりとしたパターンが見えてきた。最近の五〇年間に出版された「成功に関する文献」はどれも表面的なのだ。(中略)そこに書かれているのは、社交的なイメージのつくり方やその場しのぎのテクニックばかりだ。(中略)
 これとはまるで対照的に、建国から約一五〇年間に書かれた「成功に関する文献」は、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律など、人間の内面にある人格的なことを成功の条件に挙げている。

 かつて私は『恋愛で必ず幸せになる秘訣』の第二部で、次のように書きました。

 日本でも数十年ほど前までであれば「女性は恋愛や結婚で幸せになるため、自分の性格を良くして優しくなるべきだ」と、ごく普通に言われていたようです。現在でも欧米などでは、男性と女性の両方に対して同じようなことが書かれている本が、広く読まれているようです。
 なのになぜか最近の日本では、そのような考えが女性たちの間で、あまり一般的にはなっていないように感じられるのです。

「成功に関する文献」と同様に恋愛指南書でも、最近は「人間の内面にある人格的なこと」でなく「イメージのつくり方やその場しのぎのテクニック」が多いように感じられます。
「ミステリアスな女性のふりをしろ」と説くエレン・ファインとシェリー・シュナイダーが書いた『ルールズ』の連作などは、その代表であるように私には思えてならないのですが。

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完訳 7つの習慣 人格主義の回復


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