So-net無料ブログ作成
検索選択

とんカツの頃の愛の詩.7 [17才の恋話]

 私は高校を卒業した年の夏に夢美と会った時のことを二篇の詩に書きました。八月二日に書いた「ゆきずりの街」と、あくる三日に書いた「男は都会に背を向けて」です。
 この二篇を当塾では、二回に分けて掲載します。
 親しい女性に対して恋愛に近い思いを抱いているのに「これは恋愛ではないんだ」と意地をはる若い男性の気持ちが、これらの二篇から読みとれるのではないでしょうか。

    ゆきずりの街

いいきかせつづけてきたはずだ
自分のこころに
かの女にホレてはいけないと

ひさしぶりにかの女に会おうと
電話で約束する
えもいわれぬ不安が
オレのこころのなかにわきおこり
    (入道雲のように)
やがて不安が期待をおいやって
オレのこころをおおいつくしてしまう
    (雨雲のように)

かの女と待ちあわせる
時計台を背にしてたつ
かわりはてたかの女のすがたはみたくないと
おおいなるおそれのうちに
約束を後悔する
だがひとごみのなかに
むかしとかわらぬかの女のすがたをみつけ
ほっとむねをなでおろす

こわばったかおをするのはやめよう
しずかにほほえんでいればいい

かの女のまえでオレは自分をいつわれない
かの女のまえでオレはありのままのオレだ
ありのままのオレを知ってもらうのでなければ
いみがないのだと  わりきって

これはエゴではない  性慾でもない
ただ純粋に美をほめたたえるのとおなじこころで
オレはかの女のからだをみつめる
エゴでもない  性慾でもない
エゴでもない  性慾でも……

たったひとりのおとこがたったひとりのおんなを
認識する
オレがそのために自分をなげだしうるあいては
たったひとり  かの女だけだと

ムチうちつづけてきたはずだ
安直な結論へはしろうとする自分のこころを
かの女にホレてはならないと

かの女とわかれる
ひとごみのなかに去っていく
くもった空に同化する
FINAL BELLをおおいかくし
恋愛過剰のよのなかに警告を発している
どしゃぶりまえのあの雲だ
そしてまたふたたび
もうすぐ秋がやってくる

[読者へのお願い]
「人気blogランキング」に参加しています。
 上の文章を読んで「面白かった」とか「参考になった」などと評価してくださる方は、下の行をクリックしてくださると幸いです。
「人気blogランキング」に「幸せになれる恋愛ノウハウ塾」への一票を投じる

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:恋愛・結婚

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
メッセージを送る